バッテリーのサイズアップ
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■バッテリーのサイズアップ

新車に搭載されているスターターバッテリーのサイズは、エンジンの排気量や電装品の装備状態、寒冷地仕様等の諸条件によって決定されています。


概ね、軽自動車の12Vバッテリーはサイズが小さく、大排気量エンジンやディーゼルエンジンを搭載した車両には大きなバッテリーが搭載されています。


なお、アイドリングストップ付車両には専用のバッテリーが搭載され、信頼性が確保されています。


欧州車には日本車と比べて容量の大きなバッテリーが搭載される傾向があります。

片や日本車のスターターバッテリーは、どちらかと言えばミニマムサイズが多い印象を受けます。

これは自動車メーカーの思想や使用環境が考慮されているのでしょう。

車体の軽量化の観点からすれば、バッテリーは必要最小限のサイズが望ましいと言えます。何故なら、バッテリー本体は自動車部品の中でも重量が重いパーツに入るからです。


しかし、現代の車両には多くの電装品が搭載されています。

ECU-コンピューターコンパクトカークラスでもECU(エレクトロニック・コンピュータ・ユニット)搭載数は数十個、大型高級車ともなると100個以上ものECUが搭載されていると言われます。

昭和の時代の車両はキャブレーター仕様でトランスミッションはMT、電装品は灯火類やラジオといった必要最小限でした。

よって、1台あたりのワイヤーハーネスの総延長は数百メートル程度であったようです。

ところが時代と共に車両のコンピューター化の波が押し寄せ、今日では1台あたりのワイヤーハーネスの総延長は車種によっては数千メートルに達すると言われます。


それだけ今日の車両には数多くのECUが組み込まれて各電装品が動いています。


エンジンの始動性や冬季、夏季の信頼性確保の観点からすれば、より大きなサイズのバッテリーを搭載して安心を買いたいもの。

そこでバッテリー交換の際に検討したいのが「サイズアップ」です。



■バッテリーサイズ

 バッテリーの販売店には必ずバッテリー適合表が備えられています。車検証で車両形式を確認後、一覧表で適合するバッテリーを調べることができます。

一例:
新車搭載品 高性能タイプ 更に高性能タイプ
46B24R 50B24R 55B24R
大容量化 → → →


JISでは上記のようにバッテリー形式が表示されます。「46B24R」バッテリーの場合、各数字とアルファベットは次の意味を持ちます。


46 B 24 R
(1)性能ランク (2)バッテリーの
短側面サイズ
(3)バッテリーの
長さ
(4)(+)(-)端子の
位置


鉛バッテリーは経年劣化が徐々に進むと、容量が低下していきます。

この「容量」とは蓄電量を意味します。仮に、新品バッテリーは「100」の電気を蓄えることができるとすると、年数の経過によって蓄電量が「90」、「80」と低下していきます。

エンジンがかかっていれば、バッテリーは自動的に充電制御されています。ところがバッテリーが劣化してくると、充電しても電気を貯めることができる量が減少していくのです。


ボッシュ・シルバーバッテリー更に、冬季はバッテリーの放電性能が低下するため、エンジンの始動性が低下したり、最悪バッテリーが上がってしまうこともあります。

夏季はエアコンの使用によって、車内の消費電力が増加します。


バッテリーが極度に劣化していると、

「コンビニに寄って、再びエンジンをスタートさせようとしてもセルモーターが回らない・・・」

といったトラブルが発生するのです。


バッテリーサイズの話に戻しますと、「46B24R」ならば、[46]はバッテリーの性能ランクを意味します。

[46]より[50]、更に[55]とサイズをアップさせることで、バッテリーの性能と信頼性がUPすることになります。余裕のあるバッテリーを搭載することで、バッテリートラブルを未然に防ぐことに繋がります。





■バッテリーのグレード

 バッテリーは同一メーカー、同一サイズでも、いくつかのグレードで構成されています。


標準タイプ、12Vバッテリー Up grade
ハイパワータイプ、12Vバッテリー Up grade
プレミアムタイプ、12Vバッテリー
同一メーカー、同一サイズ
高性能
低価格


今日、アイドリングストップ機能が未搭載の車両であっても、送迎の一時停車時や短時間の停車時にアイドリングストップを励行するドライバーがずいぶん増えたようです。

自治体によっては、条例によって駐停車時のアイドリングストップが定められています。

アイドリングストップ中、ラジオやオーディオ、カーナビゲーションの電源がONであればバッテリーは徐々に放電していきます。

これらの中でカーナビは意外と消費電力が大きな電装品です。この状態で停車時間が長くなれば、最悪バッテリーが上がってしまうこともあるでしょう。

このようにバッテリーに負荷がかかるような使用環境では、予算の範囲内でできるだけ高性能タイプのバッテリーを選びたいものです。



■アイドリングストップ搭載車、ハイブリッドカーのバッテリー

 アイドリングストップ車は市街地で、頻繁にエンジン停止と始動が繰り返されます。

よって、このような車両には信頼性と耐久性が高められた「アイドリング・ストップ専用」バッテリーが搭載されています。

バッテリー交換時、必ずこの専用バッテリーに交換する必要があります。


次に、ハイブリッドカーにはモーター駆動用のニッケル水素またはリチウムイオンバッテリーの他にもう1台、補機バッテリー(12V)が搭載されています。

この補機バッテリーもハイブリッドカー専用品を使用する必要があります。


前述のキャブレーター仕様の時代と比較して、現代の車両には数多くの電装品が搭載されていることからも、バッテリーには十分気を配る必要があると言えるでしょう。



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